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うまくいく引っ越しのコツ!

いざ引っ越しすることが決まっても、

引っ越しの料金相場っていくら?
引っ越しはどこに頼めばいいの?
引っ越しの手続きってなにがあるの?
引っ越しの挨拶って必要?
引っ越しの日取りはいつがいいの?

などなど…。

湧き出る疑問に不安になって、ちょっぴり鬱な気分になってしまいますよね。
せっかくの新しい門出なので、さっさと疑問を解決し晴れやかな気持ちで引越し当日を迎えましょう!

 

引っ越しの料金相場は距離と荷物量で決まる!

引っ越しを予定しているあなたにとって、まずなによりも気になるのは、
引っ越しにかかる料金や費用の相場ではないでしょうか?

引越しの料金相場がわかれば、
近場であった場合には「レンタカーで自力で引越ししたほうがお得だ」とか
引越し費用を捻出する計画が立てられますよね。

引越し侍の「引越し見積もりシミュレーション」などを使えば、ある程度の料金は把握できますが、
引っ越し業者によって提供するサービスも料金設定も異なっているため、実際の費用は見積もりを取らなければわからないので注意してください。

ちなみに、引越し料金にはいわゆる「定価」が無いため、各引越し業者が自由に料金を設定しています。
引越し業者によってはもちろん、荷物の量、時期、距離によって料金は変わってくるので、気をつけましょう。

 

オフシーズンにおける引越し料金相場

5月から2月のオフシーズン(通常期)の引越し料金相場表は次のようになっています。

引越し料金相場表(通常期)
単身
(荷物少)
単身
(荷物多)
2人家族 3人家族 4人家族 5人家族以上
全平均 平均
27,000円
平均
33,000円
平均
60,000円
平均
65,000円
平均
70,000円
平均
80,000円
~15km未満
(同市区町村程度)
平均
20,000円
平均
25,800円
平均
50,235円
平均
60,000円
平均
64,800円
平均
76,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
平均
21,600円
平均
30,000円
平均
58,000円
平均
70,000円
平均
90,000円
~200km未満
(同一地方程度)
平均
30,000円
平均
42,000円
平均
75,600円
平均
82,000円
平均
90,000円
平均
140,300円
~500km未満
(近隣地方程度)
平均
43,100円
平均
58,000円
平均
126,000円
平均
130,000円
平均
195,000円
500km以上
(遠距離地方程度)
平均
54,000円
平均
73,500円
平均
150,000円
平均
185,000円
平均
220,000円

引越し料金相場表は引越し侍より引用

一人暮らしの引っ越しの場合、同県内であれば2万円前後が相場になります。
一人暮らしの引っ越しでも、荷物量によっては金額が5,000円から10,000円程度上下します。
2人家族や同棲しているカップルの場合は、荷物の量が倍になるため、一人暮らしの相場を2倍にした額が相場になります。

3人以上の家族での引っ越しの場合は、同一地方より遠距離の引っ越しとなると10万円から20万円が相場となります。

通常期における引っ越しは、依頼者であるあなたの希望・要望が受け入れられやすくなるメリットがあります。
また、値引きや無料のサービスを付加してくれる事があることも覚えておいてください。

オンシーズンにおける引越し料金相場

3月から4月のオンシーズン(繁忙期)の引越し料金相場表は次のようになっています。

引越し料金相場表(繁忙期)
単身
(荷物少)
単身
(荷物多)
2人家族 3人家族 4人家族 5人家族以上
全平均 平均
36,990円
平均
50,000円
平均
78,000円
平均
100,000円
平均
108,000円
平均
112,500円
~15km未満
(同市区町村程度)
平均
26,000円
平均
35,000円
平均
65,000円
平均
76,000円
平均
95,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
平均
31,000円
平均
43,000円
平均
70,000円
平均
111,500円
平均
116,000円
~200km未満
(同一地方程度)
平均
47,000円
平均
62,000円
平均
97,500円
平均
150,000円
平均
161,000円
平均
190,000円
~500km未満
(近隣地方程度)
平均
58,000円
平均
85,000円
平均
180,000円
平均
205,000円
平均
255,000円
平均
345,000円
500km以上
(遠距離地方程度)
平均
80,000円
平均
105,000円
平均
200,000円
平均
300,000円
平均
350,000円
平均
357,500円

引越し料金相場表は引越し侍より引用

荷物の少ない単身引っ越しの場合では、通常期 27,000円が繁忙期は 36,000円が相場
2人家族の引っ越しの場合では、通常期 60,000円が繁忙期は 80,000円が相場と、
繁忙期は通常期より 1.3倍から 1.5倍 料金が上昇します。

また、3月の最終週と4月前半の土日は、特に混雑する日程で最繁忙期にあたります。
この時期は繁忙期の相場より、更に値段が上昇する恐れがあるので覚えておいてください。

 

引っ越しは大手引越し業者で決まり!?

引っ越しをどこに頼もうか悩みますよね。
ぱっと思いつくのは、クロネコヤマト、日通、アート、サカイ、アリさんマークなどの、CMでもおなじみでメディア露出の高い大手引越し業者ですよね。

そして比較対象になるのは、中堅引越し業者となる地域密着型の小さな引っ越し会社です。

では、それぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。

地域密着型引越し業者のデメリット

  • 規模が小さいので、同時に扱える件数に限界があり、すぐにキャパオーバーになりがち
  • コスト削減の影響が人件費や設備投資にいきがちで、特に設備には影響が大きい
  • 口コミや評価の情報がほとんどないので、知人などのツテに頼らざるをえない

地域密着型引越し業者のメリット

  • 引っ越しスキルが高いスペシャリストに出会えるかも
  • 組織の規模が小さいため、対応が早く融通がききやすい
  • 大手では有料と規定されているサービスも、無料で対応してくれることがある

大手引越し業者のデメリット

  • 組織の規模が大きいため、クレーム対応が遅くなりがち
  • 融通がきかない、または「それは有料」なケースがある

大手引越し業者のメリット

  • 引っ越しを専門業としているため、引っ越しのノウハウや高い技術を持っている
  • 全国に支店があるのでカバーできるエリアが圧倒的に広い
  • 信頼感や安心感があり、スタッフの教育もしっかりしているためレベルが高い

大手引越し業者の場合、経費削減・コスト削減のノウハウがあるので、地元の引越し業者よりもコスパがいい可能性が高いです。
また、悪評が会社に与える悪影響もきちんと理解しているので、社員はもちろんアルバイトの教育にも力を入れていることが多いので、技術力に差が出ます。

「安い=優良業者」ではない

安いからお願いしたけど、荷物を乱雑に扱われたという話はよく聞きますよね。
人件費を抑えるために教育の行き届いていないアルバイトがメインになっていたりと、相場より極端に安いのには理由があるものです。

譲れないポイントがある場合は別ですが、
大手や中堅に代表される地域密着型引越し業者の違いは、それぞれのメリット・デメリットであることが多く、
大手と中堅どちらがいいかは一概にも言えないことが多いです。

その為、大小さまざまの複数の引越し業者に見積もりをしてもらうことはとても重要になります。

 

引っ越しの手順・手続きまとめ!

引っ越しといえば、役所を始め電気・ガス・電話・インターネットなど、さまざまな手続きが必要になってきます。
また、同じ市区町村での引っ越しなのか、ほかの市区町村に引っ越すのかによっても、必要な手続きが変わってきます。
手続きを把握して、効率の良い手順で引越し作業をするようにします。
面倒な作業に思いますが、荷造りの合間の息抜きに、早めに動いていくようにしましょう。

時系列で表にまとめましたので、忘れていることはないか?確認してくださいね。

引っ越しの3カ月前からする手続き

引っ越しの3カ月前からする手続き
手続き 場所 内容
賃貸契約の解約 不動産会社 賃貸住宅に住んでいる人は、賃貸契約を解約する手続きが必要です。
多くの賃貸契約は、1カ月前に申し出ることになっていますが、中には契約で2カ月前に申し出る必要があることもあるので注意しましょう。
転校の手続き 学校 公立小中学校の転校の場合、役所・役場の手続きと在籍校での手続きが必要です。
私立学校・高校へ転校する場合は、編入試験などが必要になるので、早めに問い合わせをしましょう。
プロバイダーの
解約、契約
プロバイダー なるべく早く新居でインターネットを利用できるようにするなら、早めの手続きをしましょう。
インターネット回線の開通には時間がかかるので、1カ月前には申し込んでおきましょう。
粗大ゴミの
収集の依頼
役所・役場 住んでいる自治体によって異なりますが、粗大ゴミの収集に依頼が必要な場合は、早めに申し込んでおきましょう。
特に引越しの繁忙期である3月や4月は、予約が早く埋まって希望日に捨てられないことがあるので注意しましょう。
引越し業者へ
見積もりを依頼する
インターネット 引越しの1カ月前には、引越し業者に依頼をしましょう。
引越し業者ごとに料金やサービスが異なるので、複数社に見積もりを依頼することをおすすめします。

引っ越しの2週間前からする手続き

 

引っ越しの2週間前からする手続き
手続き 場所 内容
転出届の提出 役所・役場 ほかの市区町村へ引っ越す場合は、住民票を引越し先へ移すために、役所・役場へ転出届を提出して、転出証明書を受け取ります。
引越し先の役所・役場に転入届を出すときに必要になるので、なくさないように注意してください。
同じ市区町村内の引越しの場合は「転出届」と「転入届」が一緒になった「転居届」になります。
国民健康保険の
資格喪失の手続き
役所・役場 ほかの市区町村へ引っ越す場合は、国民健康保険に加入している人は、引越し先で改めて加入するために資格喪失の手続きが必要です。
転出届を提出するときに、一緒に手続きをすると効率的です。
身分証明書(運転免許証・パスポートなど)・印鑑を持参します。また、保険証は返還するのでコピーをとっておきましょう。
会社員の場合で勤め先の年金、健康保険に加入している場合は不要です。
印鑑登録の廃止 役所・役場 ほかの市区町村へ引っ越すときは、印鑑登録を廃止する手続きが必要です。
ただし、自治体によっては、転出届の提出と同時に印鑑登録が廃止されることもあります。確認しておきましょう。
50~125ccの
バイク・原付の
廃車手続き
役所・役場 市区町村外へ引っ越すときは、ナンバープレートを返納して、原付の廃車手続きをする必要があります。
引越し先まで原付に乗って行きたい場合は、引越し先の役所・役場で廃車と登録をまとめて行いましょう。
同じ市区町村内での引越しの場合は、手続きは必要ありません。
児童手当の
受給事由消滅届の提出
役所・役場 児童手当を受給している子供がいる場合は、引越し元の役所・役場で、児童手当受給事由消滅届を提出します。
そのときに、引越し先で提出する前年度の住民税の課税証明書または所得証明書を発行してもらいます。
同じ市区町村内での引越しの場合は、住所変更の手続きを行います。
電気・ガス・水道の
使用停止の申込み
電気・
ガス・
水道会社
電気・ガス・水道は、料金の精算をするために、使用停止をするときに立ち会う必要があります。
引越し当日の作業時間などから、立ち会う時間を決めておきましょう。
ガス会社へ
使用開始の申込み
ガス会社 ガスは開栓のときに必ず立ち会う必要があるので、引越し先のガス会社に連絡して、開栓の時間を決めましょう。
郵便物の
転送を依頼
郵便局 郵便局の窓口に転居届けを提出することで、1年間、旧居に届いた郵便物等を新居に転送してくれます。
手続きのときには、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)と旧居の住所を確認するための書類(運転免許証、パスポートなど)が必要です。
NHKの住所変更 NHK 世帯から独立して引越しをする場合は、NHKと新規契約を結びます。
世帯が丸ごと引っ越す場合は、NHKのウェブサイトから申し込むか、電話で連絡して住所変更の手続きを行います。
固定電話の
住所変更
電話会社 契約している固定電話の会社のウェブサイトから申し込むか、電話で連絡して住所変更の手続きを行います。
インターネット回線とあわせて契約している場合は、同時に申込みができます。
携帯電話・
スマートフォン等の
住所変更
店舗・
ウェブサイト
契約している携帯電話の会社のウェブサイトか電話で連絡して申し込むか、直接店舗で住所変更の手続きを行います。
複数の携帯電話の会社と契約している場合は、それぞれで手続きが必要になるので注意しましょう。

引っ越しの当日にする手続き

引っ越しの当日にする手続き
手続き 場所 内容
電気・水道・ガスの
使用停止の立会い
旧居 電気・水道・ガスの使用停止と料金の精算をするために作業に立会います。
どうしても立会いの時間がとれない場合、後日、清算を行います。
旧居の明け渡し 旧居 賃貸住宅の場合、引越し作業が終わったら、不動産会社や大家さんによる室内状況の確認をして鍵の返却をします。
引越し日と退去日が異なる場合は、退去日に行います。
電気・水道の
使用開始
新居 電気・水道は、自分で使用を開始するための作業を行うことができます。
電気・水道が使えることを確認したら、電気使用申込書と水道使用開始申込書をポストへ投函するか、各ウェブサイトから使用開始の手続きをしてください。
ガスの開栓の
立会い
新居 ガスを利用するには、ガス機器を設置したうえで開栓に立ち会う必要があります。
開栓の作業をしてもらうには、引越し前からの予約が必要です。

引っ越し後の2週間までにする手続き

引っ越し後の2週間までにする手続き
手続き 場所 内容
転入届・
転居届の提出
役所・役場 ほかの市区町村からの引越しでは転入届を、市区町村内での引越しでは転居届けを引越し先の役所・役場に提出します。
引っ越してから14日以内に手続きをしてください。転入届を提出するときは、引越し元で発行した転出証明書が必要です。
国民年金の
住所変更の手続き
役所・役場 引越しから14日以内に、引越し先の役所・役場で、国民年金の住所変更手続きをしてください。
同じ市区町村内の引越しでも、手続きをする必要があります。
国民健康保険の
加入手続き
役所・役場 引越しから14日以内に、引越し先の役所・役場で、国民健康保険の加入の手続きをしてください。
14日を過ぎても手続きをしないと、医療費が全額自己負担になることがあるので注意しましょう。
印鑑登録 役所・役場 ほかの市区町村へ引っ越した場合は、引越し元で印鑑登録を廃止しているので、印鑑証明を発行するには新しく印鑑登録を引越し先の役所・役場で行う必要があります。
50~125ccの
バイク・原付の
登録
役所・役場 引越し先の役所・役場で、改めて登録の手続きを行います。
このとき、引越し元で発行された廃車証明書が必要になります。
また、引越し元で交付されたナンバープレート、標識交付証明を持って行けば、引越し先で廃車と登録の手続きを一度に済ませることができます。
児童手当の
認定申請
役所・役場 児童手当の認定申請は、引っ越してから15日以内に役所・役場で手続きを行います。
このとき、引越し元で発行した課税証明書(または所得証明書)が必要です。
ほかにも印鑑、銀行口座番号、厚生年金または国民年金の記号・番号が必要になります。
犬の登録変更 役所・役場 引越し先の役所・役場で手続きを行います。
このとき、引越し元の役所・役場で交付された鑑札、狂犬病予防注射済証が必要です。
引越し元での手続きは、特に必要ありません。
同じ市区町村内で引っ越した場合は、転居届を提出したときに登録された住所が変更されます。
運転免許証の
住所変更
警察署 引越し先を管轄する運転免許試験場か警察署で、運転免許証記載事項変更届を提出します。
このとき、住所変更をした住民票などが必要になります。
免許証の裏の備考欄に新住所などが記載されます。
自動車保管場所証明書
(車庫証明)の
取得申請
警察署 引っ越してから15日以内に、引越し先の管轄する警察署で、自動車保管場所証明申請書を提出する必要があります。
保管場所が貸し駐車場の場合は、貸し主が発行する自動車保管場所使用承諾証明書か、駐車場の賃貸借契約書のコピーも必要です。
車庫証明が発行されるまでは、約1週間かかります。
自動車の
登録変更
運輸支局 引っ越してから15日以内に、管轄の運輸支局で住所の変更登録をします。
このとき、自動車検査証(車検証)、自動車保管場所証明書(車庫証明)、住所変更をした住民票、印鑑などが必要になります。
また、管轄の運輸支局が変わる場合は、ナンバープレート変更のため、自動車を持ち込む必要があります。
126~250cc以上の
バイクの登録変更
運輸支局 引越しをしたら管轄の運輸支局で、軽自動車届出済証、住所変更をした住民票、印鑑などを持参して、住所変更を行います。
管轄の軽自動車協会が変わる場合は、ナンバープレートを持参し、新しいナンバープレートを交付してもらいます。
251cc以上の
バイクの登録変更
運輸支局 引越しをしたら管轄の運輸支局で、自動車検査証(車検証)、住所変更をした住民票、印鑑などを持参して、住所変更を行います。
管轄の運輸支局が変わる場合は、ナンバープレートを持参して、新しいナンバープレートを交付してもらいます。
転入学届の提出 学校 住所変更をした住民票を教育委員会に提出し、転入学通知書を発行してもらい、転校先の学校へ前の学校でもらった在学証明書、教科用図書給与証明書とあわせて提出します。
私立校や高校の場合は、編入を希望する学校などに問い合わせてください。
軽自動車の
登録変更
軽自動車検査協会 引っ越してから15日以内に、管轄の軽自動車検査協会で住所の変更登録をします。
このとき、自動車検査証(車検証)、軽自動車税申告書、自動車検査証記入申請書、住所変更をした住民票、印鑑などが必要になります。
また、管轄の軽自動車検査協会が変わる場合は、ナンバープレートを持参して、新しいナンバープレートを交付してもらいます。
引越し先によっては、さらに警察署に軽自動車の保管場所届出をする必要があります。
銀行・
クレジットカードの
住所変更
銀行 銀行、クレジットカード会社ごとに異なりますが、窓口、郵送、ウェブサイトから手続きできるのが一般的です。
重要な書類が送られても、受け取ることができないため、住所変更の手続きは早めに行いましょう。
パスポートの
変更手続き
役所・役場 引越しただけの場合は、手続きは必要ありません。所持人記入欄を自分で訂正すれば大丈夫です。
ただし、結婚で姓が変わった人、本籍地の都道府県が変わった人は、引越し先の都道府県の旅券課で手続きが必要です。
このとき、新しい戸籍抄本または戸籍謄本と、住所を変更した住民票が必要です。

引っ越しの挨拶はしておくべき!

引っ越し関連の定番の質問といえば挨拶回りですよね。

最近は近所付き合いも希薄になり、引越しの挨拶なんてしなくてもいいのでは?と思われがちですが、やはりそこは礼儀。
面倒でも挨拶はしておきましょう

挨拶に行ったところの彼が、今では義理の弟に…なんてこともありますし、今後どんな関係になるかわかりません。
相手がどうではなく、自らは礼儀を持って接するのがいいでしょう。

とはいえ、いくつか挨拶のポイントもあるのでしっかりおさえておきましょう。

まずは今住んでいるところに挨拶

引越し先のことで頭が一杯で、今住んでいるところでの挨拶を忘れていませんか?

「隣の人がいつの間にか引っ越ししていた」なんてことにならないように、お世話になった方々へのご挨拶は終えておきましょう。

挨拶の文言は

「◯◯の◯◯です。いついつ引っ越すことになりました。
引っ越しの際にはご迷惑をおかけしてしまうかもしれません。
色々お世話になり、ありがとうございました。」

というような、簡素なもので良いでしょう。
挨拶時は手ぶらでOKです。

引越し先への挨拶は「向こう三軒両隣」

「向こう三軒両隣」とは、自分の家の向かい側にある三軒の家と、左右二軒の隣家のこと。
アパートやマンションならば、上下の階や大家さんにも。

引越し先の自治会などによっては、「班」単位のお付き合いがあることもあります。
その場合は、お隣さんなどから情報を聞いて、班長さんにも挨拶しておきましょう。

引越しの挨拶は、引越し当日から1週間以内に伺うようにしましょう。
引っ越しの様子は周りも見ていますので、引越し当日に回ってしまうのもよいです。

挨拶の時間帯は、午前10時から夕方6時位で、ご飯時は避けるようにしましょう。
食事中にピンポンがなり、煩わしく感じた経験は誰しもありますよね。

ご家族がいる場合は、みんなで伺います。
お子さんがいる場合は学校づきあいの良いきっかけにもなります。

挨拶の文言は

「この度、◯◯に引っ越してきた◯◯です。
何かとご迷惑をお掛けしてしまうとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

小さなお子さんがいたり、自分や家族が仕事の都合などで時間が不規則な場合は、

「小さな子供がおりますので、騒がしいこともあると思います。
気になることがありましたら、教えていただけるとうれしいです。」
「仕事の時間が不規則なので、ご迷惑をおかけすることもあるかと思います。」

などと伝えておくと安心です。

挨拶には手土産を持参する

挨拶品の手土産を持参するようにしましょう。
せっかく挨拶にいったのに、「手ぶらで来やがって」などと思われては元も子もありません。

挨拶品の代表的なものは、日持ちするクッキーなどの菓子折り
また、誰でも使う消耗品として、タオルや洗剤もおすすめです。

遠方からの引っ越しでしたら、引越し前に住んでいた地域の名産品なども喜ばれます。

相手が不在ならば、挨拶状を残しておく

できるだけ対面で直接挨拶するのが好ましいですが、
不在の場合も考慮して、あらかじめ挨拶状、もしくはメモを用意しておくのも良いです。
挨拶状には次のように「伺ったけれども不在だった」ことを簡素に伝えるようにします。

「この度、◯◯に引っ越してきた◯◯です。
挨拶に参りましたがご不在でしたので、書面での挨拶にて失礼致します。
何かとご迷惑をお掛けしてしまうとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

 

引っ越しの日取りに大安はダメ!?

「本日、大安吉日!」など、宝くじ売り場では必ず目にするコレ、六曜という日本において馴染みの深い暦注です。

冠婚葬祭などではおなじみの六曜ですが、引っ越しの日取りにおいても気になる方は多いと思います。

六曜ってなに?

大安吉日など、六曜は中国生まれの占いがもとになっていると言われています。
カレンダーにも記載されていたりと、現代の日本においても馴染みの深いものですよね。

結婚式やお葬式など、冠婚葬祭で良し悪しが重視されている六曜ですが、
新生活のスタートという意味で、引っ越しにおいても参考にしている方が多いです。

参考までに、六曜のそれぞれの意味と引っ越しとの関連も紹介します。

先勝(せんしょう、さきかち)

『先んずれば勝つ』の意味で、万事に急ぐのが良いことを表わします。
午前中は吉、午後は凶とされているため、午前中だけで終わるような短時間の引っ越しであれば問題無いと言えそうです。

友引(ともびき)

『凶事に友を引く』という意味があり、友を引き寄せないよう葬儀を慎む日。
葬儀以外は『共引』から、勝負ごとは引き分ける日になります。朝は吉、昼は凶、夕は大吉です。
引っ越しの際は、朝から作業を始めて、昼前後は作業を中断して食事休憩をとり、その後作業を再開すると良いでしょう。

先負(さきまけ、せんぷ)

『先勝』の逆で、先んずれば負けるので、勝負ごとはなるべく避け、万事急がず静かに控えめが良いとされます。
午前中は凶、午後は吉。あわただしい引っ越し向きではないという意見もありますが、どうしても気になる方は午後から引っ越しを始めると良いでしょう。

仏滅(ぶつめつ)

仏も滅亡するような最悪な日で、すべてが凶といわれています。
特に、お祝いごとや新しいことを始めるには凶で、引っ越しは避ける傾向にあります。
そのため、通常より安い料金を設定している引越し業者もあります。

大安(たいあん)

『大いに安し』から、六曜の中で最も縁起が良いとされる日。
六曜を気にする方は大安を選んで引っ越す場合が多く、その分引越し料金も高くなりがち
また、人気の日取りであるぶん、引越し業者の予定も埋まりやすいため、どうしても大安に引っ越しをしたい場合は、なるべく早めに依頼しましょう。

赤口(しゃっこう、しゃっく、せきぐち)

『赤』が火や血を連想させるため、火事や刃物は要注意とされる日で、祝いごとには大凶とされています。
牛の刻、すなわち正午前後のみ吉で、それ以外は凶とされます。
仏滅は滅びて再生する意味もありますが、赤口は縁起がよくないものを連想させるため、仏滅以上に引っ越しを避ける方もいるようです。

引っ越しに良い日は?

もちろん、六曜を参考に引っ越しの日程を決めるのもよいですが、
六曜によって引越し日の人気具合も変わってくるのも事実です。

人気の日は混雑していて予約が取れない

日取りによって引越し料金が違う

ということもありますので、六曜を気にしないのであれば、
あえて仏滅や赤口の日を選んで、安くて空いている日を選ぶというのもひとつの手です。

 

引っ越しの繁忙期と閑散期はいつ?

一年を通してみると、引っ越しにも繁忙期と閑散期があります。

引越し業者によって多少の違いはありますが、
新学期や新社会人生活がはじまる関係で、3月から4月の中旬ころまでが最も繁忙期となります。
次いで、6月や10月、そして12月は、転勤などの関係で引っ越しが多い時期になります。

繁忙期になると、予約が取れなくなったり、料金が高くなったりするので、
繁忙期を避けるとことで引越し料金を安く済ませることができます。

逆に、1月や5月、そして11月は、閑散期となり引っ越しの料金も安くなるのが一般的です。
引越し業者によっては、繁忙期と閑散期で料金が倍以上の差が付く場合もあるようです。

また、月の中旬や週の中日も、引越し料金が比較的安くなる傾向があるので、
都合が付く場合は狙ってみるのもよいでしょう。

同じ日でも料金が違う!?

そして意外に知られていないことですが、
同じ一日でも、朝イチと午後の引っ越しでは料金が違うことがあります。

午後の引っ越しは、午前中に入っているお客さんの都合で時間が遅くなってしまうことがあるので、
その迷惑料として、午後の引越し料金は安く設定していところがあるのだとか。

繁忙期や閑散期は、引越し業者によって違いますし、その際の料金ももちろん異なってきます。
実際に引っ越しする際には、必ず見積もりを取るようにしてくださいね。

 

 

おすすめの引越し一括見積もりサービス

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  4. LIFULL 引越し見積もり

    不動産の物件検索サイトとして有名な HOME'S(ホームズ)が運営している引越し見積もりサービス。
    130社引越し会社と提携しています。
    提携引越し業者で限定割引特典や無料のダンボールなどの特典がうれしいですね。

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  5. 引越し達人

    一括見積もりサイトとして15年の実績がある老舗サイト。
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